「仕事をする上で必ず必要なもの」それが必需品です。
どんな職業にも「必需品」があり、保育士にも同様、仕事中に必ず使いものがありますよね。
本記事では、保育士の必需品について詳しく紹介します。
家族が保育士になる際の就職祝や友人・担任の保育士にプレゼントの時など、参考にしてみてくださいね。
保育士の必需品一覧表
さっそく、保育士の必需品を紹介します。
- エプロン
- 文房具(のりやはさみ等)
- 服(半袖・長袖パーカー・ジャージ・チノパン・ハーフパンツ)
- 靴下
- 日焼け防止グッズ(帽子や日焼け止め)
- 外靴
上記は、保育士の仕事をする上で欠かせないアイテムです。
これから保育士になる学生やこれから保育士として就職する人は、以下の必需品を参考に、買い揃えてくださいね。
では以下、それぞれどの場面で使うのか、詳しく紹介します。
保育士の必需品代表エプロン
エプロンは、保育士の必需品代表。
たとえば、保育園によっては「食事の時のみ着用」としているところもありますが、保育園での食事は最低2回(昼食と午後おやつ)、乳児であれば朝おやつがあるので3回。
使用頻度が多く、また清潔にしなくてはならないので毎日洗濯するので、すぐにボロボロになってしまいます。
エプロンは定期的に処分する保育士も多いので(衛生面的に)エプロンは、何枚あっても困りません。
保育士を目指している学生は、実習などでも使うこともあるので、実習先が決まった際に確認をして用意しておきましょう。
文房具で保育士の仕事の効率は上がる
保育士にとって、文房具も必需品です。
文房具は、毎日連絡帳を書いたり、壁面制作と言って保育園内を飾り付けるために画用紙を切ったり、張ったりする時に使います。
文房具の中でも基本的な必需品は「ペン」「よく切れるハサミ」「メモ帳や付箋」。
他にも「小さい物を切る用のはさみ」「ジグザグのはさみ」「ホチキス」「ポスターカラーなどの太いペン」「のり」「修正テープ」・・・。
仕事を効率を上げるため、自分が使いやすいもの、気分が上がるものを選んで買い揃えている保育士が多いですね。
休憩時間や事務時間、仕事を効率的に終わらせるためには時短となるような、自分が使いやすいと思える文房具を選ぶと良いでしょう。
服・靴下などの衣類系の必需品
保育士は、服や靴下なども必需品。
保育士をしていると、重い物を持ったり、外で遊んだりして服が汚れたり、子どもと一緒になって動くので、すぐにズボンの膝が伸びてしまったり・・・。
他にも、保育園は毎日綺麗に床を拭いているはずなのに、靴下もすぐに黒ずんでしまうのです。
保育士にとって服や靴下は、消耗品に近いですね。
たとえば他の仕事や休日に出かける際「1回着ただけだし、洗濯はいいや」と出来ますが、保育士の場合、服は衛生的にする必要があるため、ある程度、数を揃えましょう。
また、子どもと関わっていると予期せぬ汚れで服を処分することも珍しいことではないので、高い服や靴下を買う必要はありません。
とはいえ、靴下が可愛いと子どもとのコミュニケーションに繋がるので、余裕があればそういったキャラものや可愛いものを揃えると良いかもしれませんね。(可愛さより清潔さが優先)
【参考】保育士の服装や帽子、靴、かばんの選び方。日焼け止め対策はしっかりと!
外靴(中靴が必要な保育園もある)
保育士が保育中散歩や外遊びをする時、靴が汚れるのを覚悟しなくてはいけません。(大げさですが本当です)
散歩や外遊びで靴に泥がついたり、水遊びで靴も濡れたり、「子どもに靴を履かせなきゃ」と踵を踏んで履いて、余裕が出てから履き直したりするのが保育士の日常です。
保育園によっては、通勤時に履いてきた靴を保育でも使用するところもありますが、通勤用と保育用で外靴を分ける保育園も多いです。
保育士自身も通勤は自分の気に入っている靴を履きたいので、保育用の外靴を用意しています。(冬なら長靴など)
園内で靴を履く保育園なら、外靴と中靴の2足必要ですね。
中靴は指定がある場合があるので確認してください。
靴は毎日使うものなので、定期的に買い替える必要があると思っておくと良いでしょう。(だから高い靴は買わなくても良い)
必需品ではないけど、あると便利なもの
「必需品ではないけどあると便利なもの」は、就職する際の準備でも良いですし、プレゼントでも喜ばれるでしょう。
以下、「必需品ではないけどあると便利なもの」一覧です。
- シャボン玉
- 絵本
- 濡れティッシュやハンカチなどの衛生品
- シール
- ハンコ
上記の一覧は、保育士として「あると便利だけど、買わなくても良いもの」「余裕があれば買い揃えたいもの」。
たとえば、これから実習が始まる学生やこれから保育士になる人は、自分が必要と思う範囲で準備をすると良いでしょう。
また、保育士にプレゼントを考えてい人は、意外とこういうところにプレゼントのヒントが隠れているかもしれません。
シャボン玉
乳児幼児に関わらず、子どもはシャボン玉が好きなので、保育士は散歩先の公園でシャボン玉を良く使うアイテムです。
ちなみに、筆者も保育士の頃は乳児の担任でしたが、毎日シャボン玉を使って遊びました。
泣いている子どもや普段反応が薄い子どもとのコミュニケーションを盛り上げてくれる、頼もしいシャボン玉です。
絵本
場合によっては保育園に「これ使いたい」「この本読んでみたい」と思える本がないこ場合もあります。
また、人によって「読みやすい絵本」「しっくりくる絵本」「思い入れのある絵本」は違うものです。
そのため、保育園に保育士が気に入るものがない時、保育園で用意してある絵本が設定等の使用目的と一致しない時、保育士自身で本を購入するしかありません。
絵本は1冊1,000円以上、2,000円以上する場合もあり、気合を入れて買う必要があります。
たとえば、プレゼントする際に保育士の好みの絵本を探ることは難しいですから「図書カード」をプレゼントすると良いでしょう。
他にも、保育士の間でプレゼント交換する時、忘年会や新年会のビンゴの景品に「図書カード」があると嬉しいですね。
保育士向けですが、以下の参考リンク先に1歳児おすすめ絵本を紹介しています。(0歳児~2歳児の乳児にもおすすめ)
【参考】保育士が1歳児の担任になったら知っておきたい1歳児の基本的な知識やおすすめの遊び、本など
濡れティッシュやハンカチなどの衛生品
これは保育士に限らず、普段あると便利な衛生品ですね。
濡れティッシュは仕事中や休憩中に活躍します。
仕事中、なにかと手が汚れてしまうことが多い保育士。
手を洗うだけで保育室から抜けるのも「他の保育士に申し訳ない」、そんな気持ちになり「手を洗いたいけど洗えない」なんて場面も・・・。
また、休憩中はおやつを食べた手を拭いたり、子ども達の作品の汚れを拭いたり、濡れティッシュの活躍場は多いでしょう。
ハンカチについては「保育士だから使うもの」というよりも基本的に用意しておいた方が良い物です。
シールやハンコ
シールやハンコ、保育士の仕事では意外と出番がある物です。
誕生日カードを可愛くする時や日常の保育でも、シールは使います。
設定保育で使用する場合は、いくらあっても足りないというくらいですから、用意があると良いですね。(百均ショップで充分)
ハンコもシール同様に、連絡帳に「見ました」というサインでハンコを押す時もあれば、設定保育で使うこともあります。
なくてもどうにかなりますが、あると便利ですし、仕事が楽しくなりますよ。
シャボン玉やシールなど、保育園によっては経費で購入してくれる場合もありますが、保育で使うものであっても「保育士の自腹」の場合も実は多いです。
保育士に人気!貰って嬉しいプレゼントとは?選ぶポイントを紹介
最後に、上記で紹介したものを一覧にしてみました。
保育士が必ず使うアイテムは以下の通りです。
- エプロン
- 文房具
- 靴下
- タオルやハンカチ
上記の物と一緒に、メッセージを添えると喜ばれるでしょう。
以下、保育士にプレゼントする際、それぞれ選ぶポイントを紹介します。
保育士にエプロンをプレゼントする
保育士と言えば「エプロン姿」を想像しますよね。
最近は、保育士のエプロンの種類が豊富。
たとえば、ディズニーやはらぺこあおむし、くまのがっこうなど絵本で有名なキャラクター(せなけいこシリーズやそらまめくんシリーズなど)のエプロンが人気。
可愛いエプロン多いので、保育士もこだわりを持っている人が多いです。
保育士へプレゼントする際は、本人が好きなキャラクターや色のエプロンをプレゼントしてあげると、喜ばれるでしょう。
保育士に文房具をプレゼントする
仕事中に面白い文房具や可愛い文房具に癒されるので、保育士は「文房具が好きな人」が多いです。
たとえば、ボールペンをプレゼントする際、本数が沢山あるのも良いですが、本数よりも重要なのは「書きやすさ」。
人によっては「このペンじゃなきゃ嫌」というお気に入りのペンメーカーがくらいです。(保育士に限らずですが)
「どのメーカーのペンが良いのか分からない」場合、万人受けする「ジェットストリームのボールペン0.5」をプレゼントすれば間違いありません。
また「文房具が好きそうだな」という保育士であれば新商品の文房具系。
変わった色や可愛い色の色ペン、アンパンマンや子どもウケするシール等も良いですね。(シールは高いですし)
文房具は基本的に保育士に喜ばれるでしょう。(しかも、必ず使う物なので沢山あっても困らない)
保育士に靴下をプレゼントする
プレゼントする際、下のズボンは避けた方が無難ですが、上の服や靴下を選ぶのは意外と簡単。
「保育士のプレゼントに靴下」は定番ですが「贈り物に靴下は失礼なのでは・・・」と気になる人mもいるかもしれません。
保育士は仕事柄、Tシャツやトレーナーを良く着ますから、プレゼントすると喜ばれるでしょう。
ちなみに、筆者が保育士の頃、卒園児担任は保護者から、オリジナルTシャツ(卒業生の写真が入った)を貰い、喜んでいましたよ。(勿体なくて逆に着れない)
また、エプロンや靴下同様、本人が好きな色やキャラクターのものをプレゼントするのも良いですね。
保育士にタオルやハンカチをプレゼントする
ハンカチこそプレゼントの定番ですよね。
保育士は行事などのイベントの際、感動で泣いてしまうこともありますし、可愛いハンカチは嬉しいでしょう。
夏場は、タオルを使用する場面も多いので(汗を拭く為)、タオルをプレゼントするのも良いですね。
ハンカチやタオルは種類が沢山あるので、本人にぴったりなものが見るかる可能性が高いですし、女性であれば何かとハンカチは使うので、プレゼントでも嬉しいのではないでしょうか。
まとめ
保育士の必需品は、意外と想像しやすいものですね。
絵本やシール、ハンコなどは「保育士ならではの必需品」と言えるでしょう。
保育士の仕事は子どもに関わる仕事なので、プレゼントする際は「子どもに関連するもの」を想像すれば良いものが見つかるかもしれません。
プレゼントは気持ちがこもっていれば何でも喜ばれますが、どうせなら仕事で使えるものを贈りたいと思いますよね。
家族や友人の就職や卒園時の担任など、保育士にプレゼントする際は参考にしてみてください。
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