保育士は要チェック!卒園式のおすすめの感動する歌、入退場曲を歌詞・動画付きで紹介。

保育士の豆知識

卒園式の中でも最大のイベント、卒園児の歌。

保育士も保護者も、卒園児の歌声に感動してしまいますよね。

卒園式の素敵な雰囲気を作るために選曲は、かなり重要。

本記事では、保育園の卒園式の定番の泣ける曲(子どもが歌う歌)やBGMとして使える曲などを歌詞や動画で紹介します。

卒園式の歌選び、どんな歌がおすすめ?感動する歌は?

子ども達が歌いやすく、そして保護者や卒園児に関わる保育士にとっても、素敵な歌を選曲したいですよね。

まずは、「卒園式と言ったらこの曲」という定番の曲から紹介します。

卒園式定番の曲

以下、保育園の卒園式で人気の歌です。

  1. さよならぼくたちのほいくえん
  2. 思い出のアルバム
  3. こころのねっこ
  4. ありがとう・さようなら
  5. たいせつなともだち

以下、歌詞の内容を一部載せて紹介します。

さよならのくたちのほいくえん

やはり人気なのは「さよならぼくたちのほいくえん(ようちえん)」ではないでしょうか。

以下「さよならぼくたちのほいくえん」の歌詞です。

さよならぼくたちのほいくえん

アーティスト 山野さと子

作詞 新沢としひこ

作曲 島筒英夫

 

(1番)

たくさんの毎日を ここですごしてきたね

なんどわらって なんどないて

なんどもかぜをひいて

たくさんのともだちと ここで遊んできたね

どこではしって どこでころんで

どこでけんかをして

(サビ)さよならぼくたちのほいくえん

ぼくたちのあそんだにわ

さくらの花びら ふるころは

ランドセルのいちねんせい

(2番)

たくさんのまいにちを ここですごしてきたね

うれしいことも かなしいことも

きっとわすれない

たくさんのともだちと ここであそんできたね

みずあそびも ゆきだるまも

きっとわすれない

(サビ)

さよなら ぼくたちのほいくえん

ぼくたちのあそんだにわ

このつぎ あそびにくるときは

ランドセルのいちねんせい

(※サビ)

さよなら ぼくたちのほいくえん

ぼくたちのあそんだにわ

さくらのはなびら ふるころは

ランドセルのいちねんせい

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「他と被るのが嫌」という保育士でも、この曲は外せないと思える素敵な一曲ですよね。

寂しい言葉は出てきませんが、子どもが元気な声で歌っていても感動してしまう1曲です。

思い出のアルバム

上記の「さよならぼくたちのほいくえん」に続く人気の卒園ソングです。

思い出のアルバムは知っている人が多いのではないでしょうか。

以下「思い出のアルバム」の歌詞です。

思い出のアルバム

作詞 増子とし

作曲 本多 鉄麿

(1番)

いつのことだか 思い出してごらん

あんなこと こんなこと あったでしょう

うれしかったこと おもしろかったこと

いつになっても わすれない

(2番)

はるのことです おもいだしてごらん

あんなこと こんなこと あったでしょう

ぽかぽかおにわで なかよくあそんだ

きれいなはなも さいていた

(3番)

なつのことです おもいだしてごらん

あんなこと こんなこと あったでしょう

むぎわらぼうしで みんなはだかんぼ

おふねもみたよ すなやまも

(4番)

あきのことです おもいだしてごらん

あんなこと こんなこと あったでしょう

どんぐりやまの ハイキング ららら

あかいはっぱもとんでいた

(5番)

ふゆのことです おもいだしてごらん

あんなこと こんなこと あったでしょう

もみのきかざって メリークリスマス

サンタのおじいさん わらってた

(6番)

ふゆのことです おもいだしてごらん

あんなこと こんなこと あったでしょう

さむいゆきのひ あったかいへやで

たのしいはなし ききました

(最後)

いちねんじゅうを おもいだしてごらん

あんなこと こんなこと あったでしょ

もものおはなも きれいにさいて

もうすぐみんなは いちねんせい

思い出のアルバムは長いので「全て歌い切る」か「途中で切る」か、子ども達の様子や式の長さによって変更した方が良いでしょう。

また曲調が変わらないので、歌っている子ども達も「今どこ歌ってるんだっけ」と歌詞を間違えやすいので注意が必要です。

こころのねっこ

こころのねっこも、卒園ソングの中では有名ですね。

子どもの成長を感じる歌となっています。

以下「こころのねっこ」の歌詞です。

こころのねっこ

作詞・作曲 南夢未

(1番)

いつのまにか おおきくなった

いつのまにか なかなくなった

いつのまにか こけなくなった

いろいろ できるようになった

(サビ)

はじめての出会い はじめての仲間

はじめて知った たくさんのこと

泣いて笑った まいにちが

みんなのこころの ばねになった

(2番)

いちにちいちにち おおきくなった

いちにちいちにち つよくなった

いちにちいちにち じょうぶになった

いっぱいの おもいでになった

(サビ)

これからのであい これからのなかま

これからわかる たくさんのこと

ここですごした まいにちが

みんなのこころのねっこになれ

単純な歌詞にも見えますが、子ども達もイメージがしやすく歌いやすい曲調です。

ありがとうこころをこめて

上記のこころのねっこに似たような「子どもの成長」を感じられる曲です。

「この卒園の曲好き!」という保育士も多いのではないでしょうか。

以下「ありがとうこころをこめて」の歌詞です。

ありがとうこころをこめて

作詞・作曲 山崎浩

(1番)

いつのまにか ぼくたちは

ひとりであるいていたよ

6ねんまえに このよにうまれた

ちいさなこのいのち

はれたひにも ゆきのひにも

げんきなときも びょうきのときも

かわらないやさしいまなざしが

ぼくたちをつつんでくれた

(サビ)

きがつけば はるのかぜが

あんなにうたっているよ

ありがとう こころをこめて

ありがとう そしてさよなら

(2番)

どこまでも はるかなみちを

あるいていけるゆうきと

かなしみをわかちあえる

あたたかいこのこころ

けんかをして なかなおりして

ないてわらって はげましあって

みんなといっしょに わたしたちは

おおきくおおきくなれたよ

(サビ)

きがつけば はるのかぜが

あんなにうたっているよ

ありがとう こころをこめて

ありがとう そしてさよなら

(※最後)

はれたひにも ゆきのひにも

げんきなときも びょうきのときも

かわらないやさしいまなざしが

ぼくたちをつつんでくれた

(※サビ)

きがつけば はるのかぜが

あんなにうたっているよ

ありがとう こころをこめて

ありがとう そしてさよなら

卒園ソングの中でも人気な曲です。

ちなみに筆者は、この曲を初めて聞きましたが「これを卒園児が歌ったら保護者は絶対に泣いてしまうだろう」と感じました。(感動で)

ありがとう・さようなら

卒園ソングを代表する1曲です。

「あっこれ聞いたことある!」となる人もいるでしょう。

以下「ありがとう・さようなら」の歌詞です。

ありがとう・さようなら

作詞 井出隆夫

作曲 福田和禾子

(1番)

ありがとう さようなら ともだち

ひとつずつのえがお はずむこえ

なつのひざしにも ふゆのそらのしたでも

みんなまぶしく かがやいてた

ありがとう さようなら ともだち

(2番)

ありがとう さようなら きょうしつ

はしるようにすぎた たのしいひ

おもいでのきずが のこるあのつくえに

だれがこんどは すわるんだろう

ありがとう さようなら きょうしつ

(3番)

ありがとう さようなら せんせい

しかられたことさえ あたたかい

あたらしいかぜに ゆめのつばさ ひろげて

ひとりひとりが とびたつとき

ありがとう さようなら せんせい

(最後)

ありがとう さようなら みんな みんな

ありがとう さようなら みんな

この曲は、小学校の卒園で歌う事もあるようです。

小学生ならコーラスで歌うことも出来ますね。

たいせつなともだち

これは最近になって、よく卒園式で歌われるようになりました。

あまり知らない人も多いかもしれません。

以下「たいせつなともだち」の歌詞です。

たいせつなともだち

作詞 逸見龍一郎

作曲 古川達也

(1番)

だいすきだった ほいくえんとも

おわかれ きょうが さいごのとき

さびしいきもち いっぱいだけど

えがおで さよなら

はれのひ あめのひも せんせいたちの

やさしい えがお みれば

うれしくて ほほえみあふれてきた

(サビ)

きっとわすれない わすれたくない

ともだちや せんせいと

いっしょに あそんだこと

きっとわすれない わすれたくない

ぜんぶ たいせつな おもいで

(2番)

うんどうかいの かけっこのとき

ころんで ないた こともあった

だけどみんなの おうえんのこえで

ゴールできたんだ

けんかして しかられ なかなおりして

もっと なかよくなれた

はなれても こころは つながってる

(サビ)

きっとわすれない わすれたくない

ほいくえんで すこしずつ

つよくなって いけたこと

きっとわすれない わすれたくない

ぜんぶ たいせつな たからもの

(※サビ)

みんな ありがとう いつも ありがとう
おとうさん おかあさん
おじいさん おばあさん
みんな ありがとう いつも ありがとう
すてきな いちねんせいになる

みんな ありがとう いつも ありがとう
せんせいと わかれるの
つらいけど だいじょうぶ
みんな ありがとう いつも ありがとう
すてきな いちねんせいになる

(最後)

きっと わすれない わすれたくない
ぜんぶ たいせつな たからもの

低い音が子どもにとっては歌いづらいかもしれません。

また少し1曲が長いので、子ども達に合わせて選曲した方が良いですね。

定番以外の卒園式の曲

上記で紹介した卒園の曲は定番です。

その曲を歌った事がない人でも「これ聞いたことある」「感動する」という曲。

ここでは、定番ではないけど人気がある卒園の曲を紹介します。

定番以外の卒園の曲は以下の通りです。

  1. はじめのいっぽ
  2. ビリーヴ
  3. あたらしい明日へ
  4. にじ

「はじめのいっぽ」「ビリーヴ」は、知っている人も多いのですが、保育園の卒園でこの曲を使うのは定番ではないでしょう。(人気ですが)

以下、それぞれの歌の歌詞や動画を紹介します。

はじめのいっぽ

「はじめのいっぽ」が好きな保育士も多いですよね。

筆者の卒園した保育園の先生や元職場のベテラン保育士は「卒園の曲ははじめの一歩だいね」と言っていました。

はじめのいっぽ

作詞 新沢としひこ

作曲 中川 ひろたか

(1番)

ちいさなとりが うたっているよ

ぼくらにあさが おとづれたよと

きのうとちがう あさひがのぼる

かわのながれも かkがやいている

(サビ)

はじめのいっぽ あしたにいっぽ

きょうから なにもかもがあたらしい

はじめのいっぽ あしたにいっぽ

ゆうきをもって おおきく いっぽあるきだせ

(2番)

しんじることを わすれちゃいけない

かならずあさは おとずれるから

ぼくらのゆめを なくしちゃいけない

きっと いつかは かなうはずだよ

(サビ)

はじめのいっぽ あしたにいっぽ

きょうから なにもかもがあたらしい

はじめのいっぽ あしたにいっぽ

うまれかわって おおきく いっぽあるきだせ

まだ保育園を卒業する子ども達には難しい歌詞ですが、保護者にも意外と人気ある曲です。

ちなみに、筆者も卒園式の時に歌いましたが、20年以上経った今でも覚えています。

「将来、子ども達が大きくなったらこの曲を思い出して頑張ってほしい」という担任の願いが込められている気がしますね。

ビリーヴ

ビリーヴは誰もが聞いた事がある卒園ソングです。

しかし、歌詞が難しく、小学校卒業や中学校卒業で歌う可能性が高いため「保育園の卒園式ではスルー」することが多いですよね。

以下、ビリーヴの歌詞です。

ビリーヴ

作詞・作曲 杉本竜一

(1番)

たとえば君が傷ついて

くじけそうになった時は

必ず僕がそばにいて

ささえてあげるよ そのかたを

世界中の希望載せて

この地球はまわってる

(サビ)

今 未来の扉をあける時

悲しみや 苦しみが

いつの日か喜びに変わるだろう

I believe in future

信じている

(2番)

もしも誰かが君のそばで

泣き出しそうになった時は

だまってうでをとりながら

一緒に歩いてくれるよね

世界中の優しさで

この地球を包みたい

(サビ)

今 素直な気持ちになれるなら

憧れや愛しさが

大空にはじけて光るだろう

I believe in future

信じてる

(最後)

今 未来の扉をあける時

悲しみや苦しみが

いつの日か喜びに変わるだろう

I believe in future

信じてる

上記でも触れた通り、歌詞が難しいので、歌の練習の時には「この歌詞は〇〇ってことだよ」と説明してあげると子どもが歌をイメージをする事が出来るので良いですね。

あたらしい明日へ

「あたらしい明日へ」の曲は、聞いたことがいない人もいるかもません。

以下、「新しい明日へ」の歌詞です。

あたらしい明日へ

作詞・作曲:矢嵜風花

(1番)

ぼくらがいつもあそんだほいくえん

ともだちとせんせいと いっしょにすごしたね

はじめはちいさくて なにもできなかったぼくだけど

いまはこんなにおおきくなったよ

おかあさんに あまえてはなれられなくなったり

きもちがとどかなくて けんかしたこともあったけど

いまこうしてぼくはここにいる

(サビ)

いままでありがとうおかあさん

ぼくはこんなにおおきくなったよ

これからもがんばるから ずっとよろしくね

(2番)

ぼくらがいつもあそんだほいくえん

どんなときもとなりには みんないてくれたね

ひとりじゃだめでも みんながささえてくれたから

がんばってここまでおおきくなったよ

おとうさんのせなかも せんせいのえがおも

ともだちのこえも いままですごしたまいにちが

みんなみんな たからものだから

(サビ)

いままでのすべてをありがとう

ぼくはわすれずにおおきくなってく

これからもみんなみんな ずっとよろしくね

(最後に)

いままでありがとうほいくえん

ぼくはここからはばたいてゆくよ

これからのかがやくみらい

あたらしいあしたへ

子どもからお母さんとお父さんへ、感謝の気持ちが伝えられる曲となっています。

にじ

他の卒園ソングの印象が強い為「にじ」は、あまり選ばれないかもしれません。

しかし、にじの落ち着いた曲調は卒園式で歌っても良い雰囲気になりますよ。

にじ

作詞  新沢としひこ

作曲 中川ひろたか

(1番)

にわのシャベルが いちにちぬれて

あめがあがって くしゃみがひとつ

くもがながれて ひかりがさして

みあげてみれば

(サビ)

ラララ にじが にじが

そらにかかって

きみの きみの きぶんもはれて

きっとあしたは いいてんき

きっとあしたは いいてんき

(2番)

せんたくものが いちにちぬれて

かぜにふかれて くしゃみがひとつ

くもがながれて ひかりがさして

みあげてみれば

(サビ)

ラララ にじが にじが

そらにかかって

きみの きみの きぶんもはれて

きっとあしたは いいてんき

きっとあしたは いいてんき

(3番)

あのこのえんそく いちにちのびて

なみだかわいて くしゃみをひとつ

くもがながれて ひかりがさして

みあげてみれば

(サビ)

ラララ にじが にじが

そらにかかって

きみの きみの きぶんもはれて

きっとあしたは いいてんき

きっとあしたは いいてんき

(最後に)

ラララ にじが にじが

そらにかかって

きみの きみの きぶんもはれて

きっとあしたは いいてんき

きっとあしたは いいてんき

サビが同じなので、子どもも覚えやすく、間違えづらい曲ですね。

卒園式で卒園児が数曲歌う中に「にじ」があっても良いかもしれません。

作詞は「さよならぼくたちのほいくえん」「はじめのいっぽ」と同じ新沢としひこさんです。(作曲ははじめのいっぽと同じ、中川ひろたかさん)

この曲も、保育士の中では人気ですよね。

入場や退場時に流す曲(泣ける・感動系)

卒園式の演出でBGMは、大切な役割を果たします。

入場・退場時に流す曲は、保育士や保護者を意識した曲を入れても感情移入が出来て良いかもしれませんね。

卒園式で流す泣ける系・感動系のJPOPは、以下の通りです。

卒園式で流す泣ける系・感動系のJPOP

  • パプリカ(Foorin)(米津玄師)
  • 栄光の架け橋(ゆず)
  • にじいろ(絢香)
  • ひまわりの約束(秦基博)
  • 3月9日(レミオロメン)
  • 世界に一つだけの花(SMAP)
  • ドラえもん(星野源)
  • サザンカ(セカイノオワリ)
  • 蝶々結び(Aimer)
  • 思い出は綺麗で(Aimer)
  • やさしさで溢れるように(JUJU)
  • 楓(スピッツ)
  • YELL(いきものがかり)
  • Story(AI)

スライドショーや卒業証書授与の時に流す時に使うと良いでしょう。

まとめ

卒園式は、保育園で最後の行事です。

大人にとっても子どもにとっても思い出に残る大切な行事。

保護者にとっては、「我が子はここまで成長した」と改めて子どもの成長を振り返る日、子育ての節目です。

そして、子ども達や保護者にとって卒園式で歌った曲は、忘れられない思い出の曲となります。(特に卒園式で歌う曲は大きくなっても記憶に残り続けます)

子ども達や保護者、そして成長を見守ってきた保育士達が感動できる卒園式となると良いですね。

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