幼児教室に通わせることのメリット、デメリットや様々な種類、子どもと自分にあったものを選ぼう

幼児教育について

幼児期は言葉を理解したり自我が芽生えたりするなど、心身ともにどんどん発達・成長していく時期です。

成長著しい幼児期に、様々な体験をして欲しい、才能を引き出したいなどの願いから幼児教室を検討する親が増えてくるでしょう。

本記事では、幼児教室に通わせることのメリット・デメリットについて紹介します。

  1. 多種多様な幼児教室
    1. 知育(知能の発達を促すことを目的にした教室)
    2. 受験(国立・私立幼稚園・小学校受験の合格を目的とした教室)
    3. 外国語(英語、中国語、フランス語、スペイン語など)
    4. 情操(音楽、造形・絵画教室)
    5. 運動(健康維持や体力づくり、運動能力を高めることを目的にした教室)
    6. 子育て支援教室(自治体が提供する教室、民間会社が主催する教室)
  2. 幼児教室のメリット
    1. 一定の知見、実績がある元での教育を受けることができる
    2. 自分自身で行う幼児教育の進め方の指針になる
    3. 子供に対して客観的な意見を貰える
    4. 似た考え方を持ったママ友ができる
    5. 集団での生活を体験できる(社会性、協調性がみにつく)
    6. 預けるタイプの幼児教室の場合、親に自由時間が生まれる
  3. 幼児教室のデメリット
    1. 金銭的負担が大きい
    2. 参加、送迎が親の負担になる
    3. 子供にとって大きなストレスとなる場合もある
    4. 活用しきれず、お金の無駄になってしまう可能性もある
  4. 幼児教室の様々な種類
    1. 知育系の幼児教育
      1. どんちゃか幼児教室
      2. 「0歳からの育脳教室」くぼたのうけん
      3. 七田チャイルドアカデミー
    2. 英語、その他外国語系の幼児教育
      1. どんちゃか幼児教室
      2. ミキハウス英会話くらぶ
      3. こぐま会
    3. 運動系の幼児教育
      1. 忍者ナイン
      2. 体操スクール キッズスクール「運動塾」
      3. TSSキッズ
  5. 子どもの興味のありそうな幼児教室の体験に行ってみよう

多種多様な幼児教室

幼児教室は0~6歳まで(小学校入学前)の幼児を対象にしており、様々な種類があります。

幼児教室の種類・・・

  1. 知育
  2. 受験
  3. 外国語
  4. 情操
  5. 運動
  6. 子育て支援教室(自治体が提供する教室、民間会社が主催する教室)

以下、それぞれの項目について紹介します。

知育(知能の発達を促すことを目的にした教室)

たとえば「子どもの知育を育てます」等の看板がある教室、よく見かけますよね。

知能の発達を促すことを目的としている教室。

考える力や想像力を養うためのカリキュラムが組まれており、教室独自の教材を使って楽しみながら言葉や文字、算数や計算を学んでいきます。

受験(国立・私立幼稚園・小学校受験の合格を目的とした教室)

各幼稚園・小学校に合格するためのカリキュラムが組まれており、両親の勉強会や模擬面接・願書添削などの指導も行われています。

都心などでは、お受験の為に、幼児教室に通わせる保護者も少なくありません。

外国語(英語、中国語、フランス語、スペイン語など)

英語が話せる日本人やネイティブの先生と歌やダンス、会話を通して外国語に慣れ親しむことを目的にした教室(オンラインで学べる幼児向け英会話教室も有り)

小学校の英語の授業や英検・TOEICの受験対策として早期から教室に通っている子供達もいます。

【参考】幼児教育として英語を行うメリット、デメリット、小さい頃から英語を始めるって必要なの?

情操(音楽、造形・絵画教室)

音楽教室では、ピアノやバイオリンなどの楽器演奏を通して、情緒豊かな心を育み、想像力・表現力を身に着けます。

また、音楽やリズムに合わせて体を動かすリトミックは、1歳前後から入会できる教室もあります。

造形・絵画教室では、絵画などの制作から想像力を育て、自己表現ができる子供に育てます。

運動(健康維持や体力づくり、運動能力を高めることを目的にした教室)

たとえば水泳やサッカー、バレエなどの運動に特化した教室を指します。

子どもがスポーツが好きで続けていけると良いですが、運動は途中で辛くなってしまい「辞めたい」ということも多いですよね。

子育て支援教室(自治体が提供する教室、民間会社が主催する教室)

自治体が提供する教室(未就園児対)は、育児に関する情報交換、親子の交流を目的としています。

民間会社が主催する教室(未就園児対象)は、ベビーマッサージ教室など親子のふれあいを目的に、月齢や年齢に応じたカリキュラムが組まれています。

幼児教室のメリット

幼児教室に通うメリットは以下の通りです。

幼児教室に通うメリット・・・

  • 一定の知見、実績がある元での教育を受けることができる
  • 自分自身で行う幼児教育の進め方の指針になる
  • 子供に対して客観的な意見を貰える
  • 子供に対して客観的な意見を貰える
  • 似た考え方を持ったママ友ができる
  • 集団での生活を体験できる(社会性、協調性がみにつく)

以下、それぞれの項目について、詳しく紹介します。

一定の知見、実績がある元での教育を受けることができる

保育系資格や特定分野の専門知識や技術を持つ方が、幼児の成長や発達について理解を深めるために、各教室のカリキュラムに沿った研修を受けてから、トレーナーや講師を務めています。

幼児教室は知識や技術の習得がメインではありませんが、プロフェッショナルから受ける指導は子供達にとって日常生活にない刺激になり、心身の発達や成長に繋がるのです。

自分自身で行う幼児教育の進め方の指針になる

幼児を持つ親は、自主性や協調性がある子、思いやりのある子に育って欲しい、特定の幼稚園・小学校に通わせたいなど様々な願いがあります。

しかし、家庭でどのように教育すれば良いか分からないというのが現実。

そこで、親の願いや目的に合う幼児教室を選んで指導を受ければ、家庭での具体的な教育方針も明らかになってきます。

また、子供の得手不得手や好きなことが分かり、具体的な受験対策など今後の教育を考える指針になるのです。

子供に対して客観的な意見を貰える

親はどうしても我が子中心の思考になりがちです。

しかし、幼児教室からは様々な視点で捉えた子供に対しての客観的な意見が貰えるので、子供の様々な側面を知ることができます。

たとえば幼児教室の先生に「〇〇くん、~の時は、話をすぐに理解して、誰よりも先の動くんですよ」等、我が子の以外な一面が見られることもあるでしょう。

他にも「うちの子は他の子よりも遅れているのでは・・・」と不安を感じていた場合、親以外の先生に評価してもらう事があれば、親の安心にも繋がります。

似た考え方を持ったママ友ができる

上記でも触れた通り、育児は子供の成長が楽しみな反面、自分の育児に対する不安や悩みを抱えてしまいがちです。

同じ幼児教室に通わせているという事は、少なからず幼児教室が掲げる指針と似た考えがあるという事。

似たような教育方針を持っている親同士で、悩みや情報を共有出来るのは嬉しいですよね。

幼児教室で出会うママ友は、母親にとって心強い存在になります。

他にも、自分の子どもが通う保育園や幼稚園以外の情報を聞けるのは、参考になりますよね。

集団での生活を体験できる(社会性、協調性がみにつく)

幼児教室のお友達や先生と挨拶を交わす、自分の使ったものは片付けるなどのマナーを通して社会性が身に付きます。

また、お友達と上手に関わるためには、協調性が必要であることを学んでいくのです。

保育園や幼稚園の環境とは少し違いますし、幼児教室の中のみのルール、幼児教室に行くときだけ会える友達。

集団生活での体験は、将来社会に出る子供にとって貴重な体験となるでしょう。

預けるタイプの幼児教室の場合、親に自由時間が生まれる

幼児教室の中には、レッスン時間以外でも預かりサービスを行っているところがあります。

幼児教室の送迎は少し大変ですが、美容院やママ友とのランチなど、リフレッシュタイムに活用するのもいいですね。

家では体験できないことを幼児教室では体験できます。

幼児教室のデメリット

幼児教室に通うデメリットは以下の通りです。

幼児教室に通うデメリット・・・

  • 金銭的負担が大きい
  • 参加、送迎が親の負担になる
  • 子供にとって大きなストレスとなる場合もある
  • 活用しきれず、お金の無駄になってしまう可能性もある

以下、それぞれの項目を詳しく紹介します。

金銭的負担が大きい

幼児教室によって金額は異なりますが、月謝の金額は5千円が相場のようですが、1万円を超える教室もあります。さらに、教材費や入会金、発表会の参加費用なども別途でかかる場合がありますので、入会する際にはしっかりと確認しましょう。

参加、送迎が親の負担になる

目的の幼児教室が遠い場合は、車や電車、バスを使った送迎が必要です。また、発表会や試合などに参加する際には、開催に向けた準備の手伝いなどもあります。それぞれの家庭の事情から、決まった時間の送迎や準備などが負担になるケースも出てきます。

子供にとって大きなストレスとなる場合もある

すぐに教室に溶け込める子供が入れば、なかなか馴染めない子供もいます。

馴染めないからと言って親が責めると、子供は「自分がダメな子だ」と思って萎縮してすまうのです。

また、他のお友達や兄弟姉妹と比較して、劣っている部分を責めることも、子供にとっては大きなストレスです。

過剰な期待は子供の負担になるので、個性を大切にして見守っていきましょう

活用しきれず、お金の無駄になってしまう可能性もある

子供が嫌がる・興味を示さない、教室と相性が合わないなどの理由から、幼児教室を途中で辞めてしまい、費用が無駄になる場合があります。

教室は親の希望を優先せず、子供が興味を持つ教室を選びましょう。また、色々な体験教室に参加して見るのもいいですね。

幼児教室の様々な種類

幼児教育には、主に<知育系、英語などの外国語系、運動系、受験対策>があります。

それぞれどのような教育が行われるのかご紹介します。

知育系の幼児教育

知育系の幼児教育というと、指先の細かな動きをさせることで脳を活性化させる教育法や、フラッシュカードなどで右脳を鍛える教育法などがあります。

読み書き計算などの具体的な能力を鍛えるというよりは、子供の学力の基礎となる思考力や判断力を鍛える教室が多くみられます。

各教室とも脳発達に関するデータを基にカリキュラムや教材を構成していますが、アプローチ方法は多岐に渡りますので、子供の関心や興味に沿った教室選びが重要。

知育系の幼児教室の例は、以下の通りです。

どんちゃか幼児教室

どんちゃが教室では、年齢によってコースが分かれていて「ぼこぼこコース」は生後6から1歳、「すくすくコース」は1歳から2歳。

そして「きらきらコース」は、2歳~3歳。

上記の通り、どんちゃが教室は、0~3歳までの乳児向けの幼児教室です。

そもそも「どんちゃがって何?」という疑問がありますよね。

どんちゃが幼児教室の公式サイトを参考にすると「どんちゃがの教育法とは」について以下のように説明しています。

  • 子どもの世界を大切にしたい
  • 72のテーマで頭をやわらかくします(たとえば聞く力、リズム、色、形・・・)
  • 少人数のクラスでこまやかな愛情を

【引用】どんちゃが教室公式サイト

また、どんちゃが教室に通うことで、以下の5つの力を伸ばしていくの記載があります。

  1. 人前力
  2. 競争心と思いやり
  3. 思考力と理解力
  4. 集中力
  5. 勇気と我慢

【引用】どんちゃが教室公式サイト

他にも、年齢によって扱う教材も異なり、全てどんちゃが教室のオリジナルの教材。

たとえば「言語カード」「お洋服とリュックサック」「マグネット」「布教材」「しゅくだいノート」等。

教室での授業風景を見てみると、ごっこ遊びを楽しんでいたり、デスクワークと言ってお絵描きをしたり、親同士で育児の悩みや知恵を共有する時間もあるようです。(公式サイトで授業風景の一部が見られます)

「0歳からの育脳教室」くぼたのうけん

「0歳からの育脳教室」くぼたのうけんの教室は、0歳から6歳までの子どもが対象。

「脳科学ばあちゃん」として有名な久保田カヨ子先生が考案した教育法を実践する教室です。

くぼたのうけんの公式サイトを参考にすると、くぼたのうけんの特徴は以下の通りです。

くぼたのうけんは、久保田競・カヨ子夫妻が考案した「くぼた式育児法」に基づく育脳プログラムを実践する教室です。記憶力・思考力・判断力といった考える力に影響する重要な脳の領域である「前頭連合野」を、0歳から徹底して鍛えることで、自発的に考え、行動し、問題を解く力をもった人へと成長させるための土台を築くことを目的としています。

【引用】くぼたのうけん公式サイト

他にも、公式サイト内には、くぼたのうけんは、子どもの社会性や音楽、絵画、自然の美しさを楽しめる感性を身につけられるように、お手伝いをする教室と記載があります。

また、くぼたのうけんは、幼稚園や小学校の受験対策が目的ではありませんが、くぼた式育児を実践する教室に通うことで、受験に取り組むための基礎が築くことが出来るそうです。

公式サイトには「くぼカヨ語録」といって、小保田カヨ子先生の子育てに関する言葉の紹介があるので、目を通し、共感して気になる方は、実際に体験レッスンに参加してみると良いでしょう。

七田チャイルドアカデミー

七田式教育法とは、右脳開発をメインとする教育法で、フラッシュカードやドッツなどの教具が有名です。

心の教育や食育にも力を入れていることが特徴。

株式会社七田チャイルドアカデミーは、平成30年4月1日より「EQWEL(イクウェル)チャイルドアカデミー」と名称変更しました。

しかし、七田式の中でも、七田チャイルドアカデミー(現:EQWELチャイルドアカデミー)と七田式教室、幼児教室が2つに分かれています。

2つに分かれている理由は、運営会社の違いによるものであって、どちらも七田眞氏の理念を元にしている幼児教室なので、心配ありません。

上記のどちらの教室に行くかは、それぞれの公式サイトを確認してみてくださいね。

EQWELチャイルドアカデミーの対象年齢は、0歳から5歳。

一方、七田式教室の対象年齢は0歳から中学生までです。

ちなみに、七田式教室の場合、胎教もあります。

七田教育について更に詳しく知りたい人は、以下の参考リンク先に詳しく書いているので、読んでみてください。

【参考】七田式教育とは?目的・実績・内容まとめや自宅での学習方法

英語、その他外国語系の幼児教育

国際化が叫ばれる近年、幼児期からの英語教育や外国語教育も人気です。

英語はもちろんですが、英語以外では中国語やスペイン語なども注目されつつあります。

しかし、全国展開している教室では英語学習が主流です。

外国後を取り入れている幼児教室の例は、以下の通りです。

どんちゃか幼児教室

上記紹介しましたが、日本語でのレッスンの中で、一部英語を扱うというスタイルです。

英語の手遊びや歌などを取り入れることで知育教育にもつながります。

ミキハウス英会話くらぶ

ネイティブスピーカーと日本人講師がペアになってレッスンを行います。

ミキハウスの英会話くらぶのねらいは以下の通りです。

  1. ネイティブ講師とのコミュニケーションの中で英語の世界を感じます。
  2. 親子で英語の歌や手遊びを楽しみながら、たくさんの英語をインプットしていきます。

【引用】ミキハウス英会話くらぶ(1歳、1~2歳)

上記のねらいは、子どもの年齢によって異なります。

乳児の間は、歌や手遊び、基本的に音楽に関連させて、英語に慣れさせていくようですね。

年齢が上がると歌やダンスの他にも、体の発達や子どもの知的好奇心の広がりに合わせた内容の授業を英語に触れながら体験します。

また、体を動かしているだけではなく、ワークシートで宿題する事もあるので、子どもも飽きないでしょう。

4歳以降はアルファベットを書いたり、発音する授業もあります。

こぐま会

オリジナルの英語教材を用いて学習できます。

受験対策クラスも設けているスクールですので、会話を楽しむだけでなく、しっかりと英語力を身につけられることが期待できます。

 

運動系の幼児教育

運動神経の発達も著しい幼児期には、運動系の幼児教育も盛んに行われています。

もっとも人気がある習い事は水泳ですが、それ以外にも体操教室や球技教室、バレエなども幼児向けの教室を展開しています。

近年では、各スポーツに特化することなく、様々な運動を取り入れながら子供の運動能力を全般的に伸ばしていく教室も人気です。

忍者ナイン

幼児から小学生向けの教室です。

忍者ナインの公式サイトを参考にすると「3つの成長を促す独自のプログラム」では、体(運動能力)、心(社会性)、頭(考える力)を育てると記載がありますね。

運動面では、走る・跳ぶ・投げる・打つ・捕る・蹴る・組む・バランス・リズムといった9種類の動作がスポーツの根幹にあると考え、子供のもつ様々な運動能力を鍛えます。

体操スクール キッズスクール「運動塾」

KONAMIが運営する体操教室で、生後4ヶ月から受講することができます。(高校生まで)

たとえば、キッズスクール「運動塾」の公式サイトを参考にすると、4か月~2歳を対象とした「スポーツリトルベビー」ですることは、手遊び・リズム体操・歩く走る・跳ぶ・登る降りる・回るぶら下がる・転がる投げる蹴る等。

他にも同年代の友達作り、保護者の情報交換、パパの育児参加。

月齢に応じて体操や水泳、跳び箱やマット運動なども取り入れています。

TSSキッズ

東急グループが運営する体操教室で、2歳から受講することができます。

バランス能力や反応能力などを高めるためにボールなどを用いて「コーディネーション運動」と呼ばれる活動等。

また、月別にスケジュールが組まれており、サッカーやテニスなどのスポーツにも慣れ親しむことができます。

子どもの興味のありそうな幼児教室の体験に行ってみよう

文部科学省第2節 幼児教育の意義及び役割を参考にすると、幼児教育の役割について「次代を担う子どもたちが人間として心豊かにたくましく生きる力を身につけられるよう,生涯にわたる人間形成の基礎を培う普遍的かつ重要な役割を担っている。」としています。

つまり、自分で考えて行動する力を養い、社会に出ても生きていける力を育てることが、子供にとって一番大切だと言えるのです。

そのため、親の希望を優先して幼児教室に通わせるのではなく「子供が行きたい・やってみたい・楽しい」と思える教室を選んであげましょう。

そして、子供によって成長や発達の早さが異なるので、焦らずに見守ってあげてください。

また、送迎付きの幼児教室を選ぶなど親への負担も少ないところを探してみるといいですね。

子供の自主性を尊重しながらサポートしていきましょう。

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