保育士の多くを悩ませる職場の人間関係。
人間関係が悪化してしまうと、いじめにまで発展してしまいます。
なかなか改善するもは難しいかもしれませんが、少しずつ改善することもあるのです。
以下、保育士のいじめについて紹介します。
人間関係で悩んでいる保育士は多い。退職にまで追いつめてしまう
平成26年3月に公開されている東京都保育士実態調査報告書によると保育士の退職理由で最も多いのは妊娠や出産。
次に給料が安いこと、そして3番目に多いのは職場の人間関係が理由で退職しているという結果がでています。
他業種の退職理由でもこの人間関係という理由は上位にあがっているので、決して珍しい退職理由ではありません。
しかし、「人間関係の問題」は悩んでいる人を退職にまで追いつめてしまうのですから、かなり深刻です。
保育士はただでさえ人手不足なのに、人間関係で仕事を辞めてしまってはいつまでたっても職場は人手不足ですよね。
以下保育士のいじめられるきっかけについて紹介します。
いじめのきっかけ、なぜ保育士の現場っていじめが多い?
保育士の現場はいじめが多いというデータは残念ながらありません。
人間関係が悪いという職場は沢山あります。
保育士の働く職場は、女ばかりです。
外部の関わりもありませんので、せまい環境の中でいじめが発生することもあります。
働く保育士に1人でもいじめ体質な人がいれば、そういう空気になってしまうのです。
では何がきっかけでいじめられてしまうのでしょう。
仕事でミスをしてしまった・・・
保育士の仕事は子どもの命を預かる仕事なので、仕事中の保育士は緊張感があり、ピリピリした雰囲気になることも珍しくありません。
そんな中たとえば子どもに怪我をさせてしまう、大事な連絡を伝え忘れたなどのミスをきっかけにいじめのターゲットにされてしまうことがあります。
ベテランであってもミスをすることがありますが、下の人のミスは許されないという雰囲気が存在する保育園ってありますよね。
確かに子どもの命に関わることもあるので、確かにミスや失敗は許されないかもしれません。
しかしそれといじめは別の問題です。
そしてそういったミスが起こった原因の一つとして、周りのサポート不足というのも考えられるため一人の責任にするのはおかしいですよね。
態度が悪いと注意された
態度悪いってムズカシイよね、自覚ない場合もあるし。
真顔が態度悪いとか言われてもまじでどうしようもないんだが。こっちだって真顔でも愛嬌ある人に生まれてきたかったわ。
「自分はそんなつもりがなかった」のに態度が悪いという理由でいじめられるケースもあります。
保育士の仕事は体力的にも精神的にもキツイことがあるので、いつでも笑顔というのは難しいものです。
余裕がなくなり顔が怖く、暗くなってしまう時もあるでしょう。
たとえば先輩保育士に頼まれごとをした時に笑顔でなく真顔で答えてしまった、少しの間疲れてしまって黙りこんでいた、などの行為が態度が悪いと思われてしまいます。
それが癇に障ったらしく、それがきっかけでいじめられてしまうのです。
大事な行事を控える前日や当日に休んでしまった
たとえば行事の前日や当日にインフルエンザにかかってしまった、風邪をひいてしまったなど、そういう時もあります。
「体調管理も仕事のうち」という言葉があまりにも世に浸透しているので、行事付近や当日に休むと「だらしない」と言われること、ありませんか。
保育士の仕事をしていたら子どもともふれあう機会が多いので流行り病が流行している時は、うつらない方が奇跡ですよね。
日頃の疲れの蓄積や免疫力の低下などから風邪や病気になってしまいますが、注意していてもかかる時はかかってしまいます。
きっかけすらないのにいじめられる
いじめる人って絶対不幸だよね。
きっかけすらないって、やばくない?一人で不幸になってたら良いのに、他人を不幸に巻き込むな・・・。
きっかけもなくいじめられることもあります。
1番最悪のパターンですが、上記のきっかけであってもいじめる側の気分でしかありません。
いじめる集団のリーダーやいじめる集団は不幸な人達です。
幸せな人は人に意地悪しよう、いじめてやろうなんて思わないですよね。
「家庭がうまくいっていない」「なんかイライラする」という自分勝手な理由から、八つ当たりのような形でいじめにあうケースがあります。
いじめられた側にしてみれば、たまったもんじゃないですね。
保育士のいじめの実例
上記ではいじめられるきっかけについて紹介しました。
では実際の保育の現場ではどのようないじめがあるのでしょうか。
以下保育士の現場で起こりうるいじめの実例を紹介します。
明らかに自分だけ扱いがひどい
私にだけ冷たい。
それは辛い。
1対1の時にいじられるくらいなら、まだ許せるかもしれません。
しかし職場内全体で仕事ができないという評価をされる、最悪の場合は子どもの前で仕事ができないという扱いをうける等、それはいじめです。
大人の前でも傷つきますが、子どもの前でもそういった扱いをすることで仕事に支障がでます。
子どもは難しい言葉はわからなくても、保育士が保育士に対する態度などは敏感に感じとっています。
たとえば保育士の中で一人だけいじられキャラがいた場合、子どもも保育士達の態度を真似してその保育士をいじるのです。
保育士が「〇〇先生馬鹿だね」と言うと、子どもは笑いますし、子どもも真似して「〇〇先生ばかだね」と言います。
そして言うことをきかなくなり、仕事がしづらくなるので、立派な「仕事への妨害」です。
嫌味や陰口を言われる
女性の職場は嫌味や陰口を言う印象ってありますよね。
女性に限らずだとは思うのですが、子どもがいると嫌味を言いやすい環境になってしまうことがあります。
「子どもがいるからそういう環境になりづらいんじゃないの?」と思ったら大間違い、そんなことはないのです。
直接言うのではなく「〇〇先生何してるんだろう~ただ立ってるだけならおうちに帰ってほしいよね~」など近くにいる子どもを使って間接的な嫌味を言うことができます。
他にも保育士同士で固まって特定の人の悪口を言って、その人が近づいた時は妙に黙ったり、わざと聞こえるように言ったり・・・。
そんな職場嫌ですね。
子どもや保護者、他の職員の前で怒られる
パワハラがメディアで取り上げられるようになってから、怒られている人を町の中で見かけなくなったよね。
全然見ない!
これもいじめ・パワハラです。
先ほども触れましたが、人前で園長や主任、先輩保育士が新人に向かって大声で怒るというのは完璧なパワハラなのです。
それを見ている周りも良い気分ではないですし、わざわざ人前でそんなことをしなくても良いでしょう。
何か指導があるなら二人きりになって落ち着いて指摘する方が何倍も聞きやすいのに、わざわざ人前にさらして恥ずかしい思いをさせる意味がありません。
仕事量が異常。他人の仕事まで押し付けられてつらい
明らかに一人でこなす量の仕事ではない、他の人の仕事なのに押し付けられるなど、仕事は一人分でも大変なのに他人の仕事なんてやってられません。
そんな状況が長く続いてしまうと辛いですよね。
この事例は他人から頼まれたら断れず、「いいですよ」と言ってしまう気の弱い優しい人に起こります。
職場内の誰からいじめられる?
それぞれの立場によっていじめの内容が多少異なります。
以下、それぞれの立場から考えられるいじめについて紹介します。
ワンマンで独特のルールがある園長から
園長からのパワハラやいじめというケースが保育士は多いようです。
これは就職した当時は優しかったのに慣れてくると本性を表してくるタイプ、第一印象から「この人ワンマンタイプの園長だ・・・」と感じるパターンがあります。
園長からいじめられると権力を利用してくるので「たちが悪い」ですね。
保育士や保護者、子どもの前で怒鳴るといった行為はパワハラになるので、あまりにもひどいようなら専門機関へ相談してください。
以下のリンク記事はパワハラについて詳しく紹介しています。
参考:保育園でのパワハラ事例や対処法。園長からのパワハラにどう立ち向かう?
現場の実質的な主導権を握る主任保育士
主任に挨拶しても、返してくれないし、無視される。
最低じゃん。
園長が優しくても現場の指揮や監督は主任の仕事です。
主任からいじめられるとかなり仕事に支障がでるので、1番きついかもしれません。
わからないことを質問しても無視、または情報を自分にだけ教えてくれない、明らかに自分だけ対応が違うなどのいじめが考えられます。
意地悪な先輩保育士・ベテラン保育士
先輩保育士やベテラン保育士は新しく入ってくる保育士に対して、なぜか威圧的です。
「新人仕事できない」など仕方がないことを話題にして仲間を作ります。
数年先に同じ保育園に就職したからといっていじめて良い理由にはなりません。
特に理由がなくても新しい人をターゲットにして、他の保育士達の結束力を高めていくのです。
態度がでかく常識のない後輩から逆パワハラ
いじめる人は上の立場の人間とは限りません。
最近では、逆パワハラという言葉が存在します。
厚生労働省「職場のパワハラについて」によると「同じ職場で働く者に対し、職場内の優位性を背景に、業務の適正な簡易を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」と明記されているのです。
「先輩なのにこんなこともできないんですかぁ」などの侮辱等も逆パワハラになります。
同期が仲良しとは限らない。同期からいじめられる
同期が2人しかいない場合でも片方が人付き合いが上手なら、先輩と組んであなたをターゲットにしていじめる可能性があります。
負けず嫌いで先輩から好かれたい気持ち、評価されたいという自分の欲で他人を簡単に犠牲にするのです。
同期であっても、性格次第ではいじめる側になります。
複数の同期がいるならグループから省くなど、簡単にいじめる環境ができあがってしまいますね。
仲間の結束力を高めるために誰かをみんなで嫌うというのは子ども、大人に関わらずそういったいじめをするのです。
新人などの弱い立場の人はいじめられやすい、他にも・・・
やはり弱い立場の人は、いじめられやすいです。
職場内で強い・弱いという立場を分けるのも嫌ですが、実際に現場ではいじめが起こります。
以下いじめのターゲットにされやすい人です。
新卒・新人
新人の場合は「これ毎年新人がやってるから」と言われてしまうと「そういうものなんだ」と受け入れてしまいますよね。
そしてあれもこれもと頼まれてしまうのです。
新人は先輩に強く言えませんから、それを利用します。
新人だからと言ってなんでも仕事をやるのが当然と思って、受け入れてばかりでは体がもちませんから断る術も身に付けなくてはいけませんね。
結婚した人・産休明けに人
ただの嫉妬。
みんなイライラしすぎ。他人の幸せひがまないで・・・。
結婚した人がいじめられる理由は簡単で「自分より幸せ」だからです。
いじめる人は不幸な人なので自分と同じか、自分より不幸な人は許します。
いじめる人は自分より幸せな人のことは気に食わないと感じています。
保育士は人手不足ということもあり産休に入る時には「なんだか申し訳ない」「皆さんに迷惑をかけてしまう」という気持ちでいます。
そのため「産休で休むならこれくらいして当然でしょ」と強くあたられることがあるかもしれませんね。
産休は労働者の権利なのに、そういう環境にしてしまう保育園にも原因があるのです。
パート職員
パート職員は保育補助のように、担任のサブとして動くことが多いですよね。
そのため自分より年上でも関係なくタメ語でこき使うなど、自分の手下と勘違いしている人がいるようです。
そういう時はなかなじゃパートから言うことができませんよね。
信頼できる人間関係を築いていれば園長や主任、違う保育士に相談して指導してもらうことができます。
現場を働きやすい職場にするのは上の立場の人の役目ですから、頼りましょう。
男性保育士
男性保育士は貴重なんだから、いじめないでほしい。
確かに。
少し昔ですが、保育園で男性保育士が幼児の裸の写真を撮ったり、キスをしたりといったことが以前ニュースで話題となりました。
それが記憶に強く残っているようで、女性保育士や保護者から男性保育士はそういった目で見られることがあります。
純粋に子どもが好きで保育士になる男性もいるのに失礼ですよね。
【参考】男性保育士の実態とは?男性保育士が抱える悩みや年齢別年収早見表
いじめられやすい人の特徴と対処方法
人によって性格は様々ですが、性格によって「いじめられやすい人」がいるのです。
そして職場内でもいじめの標的にされやすいという立場の人も存在します。
いじめる側が絶対的に悪いですが、いじめられる側にも原因があると思って対処するしかありませんね。
いじめる人がいきなり性格は変わらないですから、少しでも自分が変わっていくしかないのです。
対処法を身に付けることは容易ではないですが、練習をしていると将来の自分の役に立ちますよ。
自分の性質を理解して、人付き合いも上手くなっていくことで悩みの種消えるのです。
以下はそれぞれの対処法について紹介します。
おとなしく気の弱い性格の人
気の強い子をいじめても面白くないですから、おとなしく気の弱い人はいじめの標的になります。
おとなしく気の弱い性格というのは具体的に自信がない、おどおどしている、嫌なことでも頼まれたら「はい」と言ってしまう人のことです。
たとえば複数担任だと仕事を分担する時に自分だけ負担が多かったら、あなたはどうしますか。
何も言わず笑顔で「私やります」と言ってませんか。
「私はできません」などと断るのは難しいですが、こういう時は自分が不利にならないように戦略的に対応できたら良いですよね。
たとえば担任がきまった4月や5月のうちに「割り振り決めておきましょう」と言って、「6月の制作はA先生、7月の制作はB先生。行事の決めごとはC先生」と最初のうちに話合いの場を設けます。
それをメモして誰でも確認できるくらいデスクの見やすいところにおきましょう。
いじめ対処法1番は嫌な仕事ははっきり断る。愛想よく断る。断れなくても態度に出す。
自己主張ができない、自分の意見がない人
「私はこう思います」という発言をしない人、「ちょっとわからないです」など曖昧な態度や意見を嫌う人がいます。
先輩やベテラン保育士から言われるがまま、ひたすら受け身になっていませんか。
長く働いている人が新人に期待しているのは新しい発見や視点です。
たとえば発表会の出し物や運動会の出し物などは、長年働いているとありきたりなものしか浮かばなくなります。
そのため若手のアイデアを求めてくることがあるのです。
「自分だったら何がしたいか」「今の子ども達、保育士の良いものはないか」と日頃から考えていると急に聞かれた時も何か答えられるかもしれませんね。
そういう時は「これを言っても採用されないよな」と思わずに、何かヒントになれば良いくらいの気持ちで「〇〇はどうですか」と思い切ってアイデアを言いましょう。
いじめ対処法「あなたはどう思う?」と言われた時に、はっきり自分の意見を言えるように考え、発言するようにクセをつける。発言することに慣れる。
報連相を怠る、仕事ができない人
報連相というのは報告・連絡・相談の略で「報連相(ほうれんそう)」と言います。
あなたは職場で、報連相をしっかりできていますか。
これができていないと保育士の間でも、他の職場でも「あいつ仕事できない」と言われてしまうのです。
保育士の仕事は常にチームプレイなので報連相ができていないと仕事に支障がでてしまいます。
報連相を怠る人は特定に人ではなく、職場の全員から信頼を失うので、注意しなければいけません。
ほうれんそうを怠るからと言っていじめても良い理由にはなりませんが、嫌われる理由にはなります。
いじめ対処法報告・連絡・相談はどんな小さなことでもしっかり伝える。
見た目や発言などが目立つ人
中学生や高校生が言いそうないじめの理由ですが、女性の間では見た目は発言が目立つ人はいじめられやすいです。
たとえば皆がTシャツにジャージで保育している中、一人だけ私服っぽい派手なTシャツにスキニーだと「なにあの子」と標的にされてしまいます。
社会というのは学校とは違って地味な人でも権力をもっていたり、可愛い人がいじめられたりするのです。
たとえば「保育士はTシャツジャージで保育すべき」という意志が強い人が多数の職場では、そうったオシャレをしている人が迫害に合います。
もし職場内でのいざこざに巻き込まれるのが面倒なら、皆と同じような服装をする方が無難かもしれません。
いじめ対処法空気をよんで皆と同じような服を着る等、目立たないように工夫する。
上司となる園長や主任に媚びを売る人
たとえば数名の同期の中で一人が上司がいる時だけ仕事をいつもより頑張ったり、評価を気にしすぎるあまり反応が大きくなったら「この人上司に媚び売ってる」と思われます。
上司の前では態度が変わったり、はりきりすぎてはいませんか。
人間は不思議なもので、そういった人の言動をよく見ているのです。
また上司の中にもそういった人が苦手という人が存在し、「この子一生懸命すぎて無理」と思われてしまうことがあります。
自然体でいること、あまり気を使いすぎないようにしましょう。
いじめ対処法上司に気に入られようとしなくても良い。誠実に祖語とをこなしていれば上司からも自然と信頼される。
協調性のない人
協調性のない人というのは頑固、空気が読めない、融通が利かない人という意味があります。
あなたは職場の空気を読めていますか。
保育士の仕事はチームプレイですから、協調性のない人に対して厳しいのです。
しかし空気を読むというのは難しいことでもありますよね。
もし自覚がある場合は「私学生の頃から空気が読めないことで悩んでいるので、アドバイスをください」と言って、影で言われるよりも直接言ってもらえるような環境があった方が良いかもしれません。
それができないなら、周りの意見をまず聞いてから発言するというも一つの手です。
いじめ対処法周囲からアドバイスをもらいやすい環境を作る。それが難しいなら、周りの意見をよく聞く。どういう答えなら周りが納得して、嫌な気持ちにならないか考える。
幸せ自慢ばかりの自己中な人
これはどこに行っても嫌われてしまうタイプの人ですね。
自慢ばかりする人の話を聞きたいと思う人はまずいないでしょう。
自分は周りに話しをするのが好きなのに職場の人が誰も話を聞いてくれない状況ではありませんか。
自分的には自慢話と思っていなくても、相手にとっては自慢話と受け取ってしまう時もあります。
たとえば「彼氏ができた」「誕生日プレゼントをもらった」など些細なことでも「この人は自慢ばっかり」と言われてしまうのです。
相手がこれを言ったらどう思うのか、ということを考えてから発言することを心がけて、嬉しい出来事があった時は家族に話をきいてもらいましょう。
いじめ対処法自慢話をしたら嫌われる。話を聞いてもらえなくなる。自分の話ではなく相手の話を聞く。テレビの話や子どもの話など当たり障りのない話題を話す。
まとめ
いじめは理由が些細なことでも起きてしまいます。
周りの人にも原因があり、自分の中にももしかしたら原因があるのかもしれません。
人はすぐには変わることはできませんが、毎日心がけることで少しずつ変わることができるはずです。
人間関係というのは難しいですが、少しでも環境が改善されると良いですね。
悪質ないじめであれば立ち向かわなくても、逃げるのも一つの手ですよ。
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