筆者が保育士の頃はよく保育士友達や同期とどのシフトが一番楽かという会話をしていました。
これから保育士として働く人は「保育士は毎日どんな働き方をしているのだろう」と知りたいですよね。
本記事を読んでいただくと「保育士になったら自分はどんな感じになる」か想像できるはずです。
そして既に保育士としてシフト制で働いていて「自分には合っていないのかも」と感じ、「そもそもシフト制に良いところはあるのか」など考えたことがある人もいるでしょう。
本記事では保育士がシフト制勤務で働くことのメリット・デメリット、保育士の働き方(早番・中番・遅番の主な仕事内容)、保育士のシフトのQ&Aなどについて紹介します。
保育士の働き方はシフト制とは?
保育士してると「明日は早番かー」とか前日憂鬱になることあるよね~。でも早く帰れるから午前中に体力使い果たしてもイケる!とか思ったり!
「明日は遅番だから夜更かししても大丈夫」って夜に映画を見たり、ダラダラ過ごしたりね。でも遅番勤務中は「早番なら今頃家に…」とか「1日が長い」って感じて仕事のやる気が失せる…。
保育士でいうシフト制とは「〇時出勤△上がり」というように一定の時間帯で勤務するのではなく、毎日働く時間帯が変動することを言います。
保育園の多くはこのシフト制という働き方を導入しています。
しかしある程度のシフトは決められていても、当日が近くならないと具体的な出勤時間や出勤日は定まらないことがあるのです。
例えば以下の2点のようなパターンがあります。
早番・遅番など勤務時間が固定されていないパターン
1日の所定労働時間の上限は8時間(労働基準法第32条)となっていますが、保育園の場合はこれ以上の時間空いています。
たとえば認可保育園では保育時間が7:15~18:15(11時間)と決められていますし、18:15からは延長保育もあります。また認可保育園以外では、24時間保育を行っている保育園があります。
当然一人の保育士が開園から閉園まで勤務することはできず、早番や遅番など時間単位のシフト制をとる場合がほとんどです。
ただ保育園によってはシフト制ではなく早番の人はずっと早番、遅番の人はずっと遅番といったように固定勤務としている場合もあります。
平日休み・日曜日休みなど休日が固定されていないパターン
24時間保育以外にも保育園によっては平日休み・日曜休みなどの休日が固定されていない働き方をしているところもあります。
認可保育園や認可外保育園などに限らず、休日保育を行っている保育園の場合は土日祝日に関わらず誰かは出勤しなくてはいけません。
そうなると休みを固定することができない為、4週8休や4週6休といった働き方を勤務形態を導入しシフトで管理するという形になります。
保護者の休日保育のニーズが多い地域にある保育園では休日保育が実施されている可能性が高いです。
保育士のシフト別、働き方の違い
保育士のシフトの具体的な勤務時間は、保育園の開園時間によって決められています。
そして認可保育園では早朝保育7:30~延長保育19:15の中で仕事は組まれているおり、保育士は早番・中番・遅番という決められたシフトによって勤務時間が決まるのです。
そのため毎日異なる勤務時間帯で働いています。
毎日勤務時間帯が変わるこのシフト制、保育士の間でも「明日遅番なの」「早番いいな~」なんて日常的な会話の中で話題に上がりますよね。
早番・中番・遅番など勤務時間が異なる場合
早番・中番・遅番など勤務時間が異なる場合、それぞれの勤務に応じた業務があります。
では一体どんな業務なのでしょうか。保育園によって様々かもしれませんが基本的には同じです。
実際はこの3つ(早番・中番・遅番)だけでなく、職員の数や子どもが多い時間などに合わせて定められた勤務時間帯が複数存在します。
そして24時間保育をしている保育園なら、さらに沢山の勤務時間帯が分けれているはずです。
その中でも主要となる早番・中番・遅番にはどのような業務があるのか、詳しく紹介します。
早番
早番の基本的な仕事は子どもが登園してくると、保護者に変わった様子かないか、また怪我をしているところがあれば確認をすることです。これはどこの保育園でも同じでしょう。
そして夕方になると職員同士で「この傷、朝あったっけ?」という確認があるので、朝受け入れ時の子どもの状態確認が重要になります。
しかし登園時間の中でも混む時間帯があり、保護者の話を聞いている間に違う子が登園してきて保護者の対応が重なってしまい、確認することもなかなか難しいです。
そのため朝は忙しく、意外とバタバタしています。
早番の仕事内容は以下の通りです。
- 洗濯物を畳んで片づける
- 消毒液を作る
- 室内の清掃、玩具の用意
- 受け入れ時の保護者からの連絡事項を全て正確に記録し、他の職員にも伝える
- 給食の人数なども把握し、栄養士や調理員に連絡する
- 子どもが親と離れたくないと言っているのをなだめる等
早番の問題点が勤時間より早く出勤することが暗黙のルールになっていることです。
筆者の元職場を例にすると7:15が出勤時間となっていますが業務があるため他の職員も皆、6:40頃には保育園に出勤していました。
早い子であれば7:15には保育園にくるので、それまでに業務を終わらせておかなくていけないのです。
子どもを見ながら前日に干したタオルを畳んでそれぞれの場所にしまったり、朝の玩具の準備やテーブルの配置などはできませんよね。
他にも消毒液を作るなど他にも沢山の雑務があるのにも関わらず、出勤時間の設定は開園の時間となっている保育園が多いのが現状です。
中番
他のシフトに比べて中番は子どもと接することが主となっている場合が多いです。
理由としては1日を通して子どもの様子を見ている人が必要ということ考えられます。
時と場合によっては早番・遅番の先生が終わっていない仕事のフォローなど臨機応変に動かなければならない事もあるでしょう。
さらには子どもの体調の変化を1番見ていなければならないので、意外と責任重大です。
そして早番や遅番であれば他の先生に保育を任せて業務ために抜けることもあるので、少しの間保育とは違う業務をすることで息抜きにもなります。
しかし中番は特別な業務がなく、ずっと保育に入り子どもの相手をしているので1番体力を使うかしれませんね。
※保育園によっては中番、他の時間帯のシフトにも細かな業務の分担が決められている保育園もある
遅番
遅番の基本的な仕事は、子どもを保護者に受け渡すことです。そして子どもの1日の様子や健康状態を話します。
遅番は早番の保育士から連絡を受けていた事により、正確な受け渡しができるのです。
例えば先ほど触れた怪我の有無や必要な連絡事項を保護者に伝えます。
そして午前中に比べて子どもの怪我や事故の発生率が上がるのが夕方と言われています。子ども達も1日保育園で過ごして疲れているため午後はトラブルが起こりやすいのです。
しかし夕方以降は園長が不在で保育士の人数も限られているため、怪我や事故があった場合を考えると不安な時間帯です。
遅番の仕事内容は以下の通りです。
- 子どもの申し送り(1日の様子や怪我があれば保護者に伝える)
- 保護者への連絡事項を伝える
- 部屋の片づけや最終の戸締り等
- 保育園によっては施設の施錠
保護者のお迎えが遅い場合は連絡をとります。
他にも保護者から「次の日お休みします」等の連絡事項があった場合は担任や早番に人に記録を残すなどの責任もありますよね。
休日が固定されていない場合
たとえば4週8日の場合は以下のような休み方になる場合があります。
特定の日の休日があるというわけではなく、連勤になる場合や連休になる場合もあるでしょう。
そして土日や祝日などの休日保育では子供が少ない分、保育士も少ないです。
休日保育の特徴は平日とは違い、縦割り保育など複数の年齢をまとめてみて保育をすることになります。
他にも保育園によっては午睡は乳児と幼児一緒になるといったこともあるでしょう。
シフト制を取り入れている場合が多い保育園
他にも公立保育園は認可保育園と同様に開所時間は7:00~18:00や、7:15~18:15という保育園が多いです。
そして公立保育園でも18:15からは延長保育になっています。
24時間保育をする傾向にある認可外保育園や院内保育はもちろんですが、認可保育園であってもシフト制を導入する場合が多いということです。
また平成28年全国保育協議会の調査によると、公立保育園でも休日保育を行っている保育園が3.3%あるという結果がでています。
ということは、公立保育園で勤めている保育士であっても土日祝日関係なく勤務があるということになります。
認可保育園だから〇〇なシフト、公立保育園だから△△のシフト、というのは決められておらず、保育園によって、また地域のニーズによって保育士も多様な働き方をしているのです。
シフト制で働くメリット
保育士がシフトで働くメリットを挙げていきます。
- 勤務時間帯が違うため気分転換になる
- 責任のある業務が集中しない
- 銀行や役所に行きやすい
- 平日の空いている日に遊びに行ける
以下、それぞれの項目について詳しく説明します
勤務時間帯が違うため気分転換になる
早番なら早く帰ることができるので平日しか開いていないお店に行けたり、遅番なら朝にゆっくり過ごしたり、シフト制だからこそ毎日違う過ごし方ができるのです。
早く帰れるシフトの時は、習い事やジムに行くなど仕事終わりに自分の趣味を入れたり、遅番なら朝散歩したり、ちょっとしたスーパーへ買い物に行けます。
筆者も早番で早く帰れる日には「遅番なら今頃、子ども達と〇〇してるのか」と思いながら、買い物に行くとなんだか得した気分になることもありました。
責任のある業務が集中しない
先ほど触れたような早番や遅番の業務、例えば保護者と必ず接しなければならない、保育園の戸締りや施錠などの責任ある業務が毎日だと緊張してまいますよね。
他にも、失敗してしまうと一人だけが責められたり我慢することになってしまうのです。
保育士はなぜシフト制なのか、「子どもの数と職員の数」という他にもこの責任がある業務が集中しないことによって職員にかかる負担のバランスをとっているのですね。
銀行や役所に行きやすい
例えば9時出勤18時合上がりなどの固定勤務制で働く人は、銀行に行ってもかなりの列になってお金を下ろすのにも時間がかかってしまうのです。
場合によっては時間外料金を取られてしまうので、仕方のないことでもなんだか損したように感じてしまうでしょう。
しかしシフト制での人なら早番の日に銀行に行けば、混んでいる時間帯を避けられるという他にも時間外料金を取られるといったこともありません。
他にも地域によって異なりますが役所は早い時間に営業終了してしまうので、固定勤務制で働く人であれば間に合いませんから有給などを使っていくことになります。
しかしこの場合もシフト制の人なら問題ないですよね。これは結構、助かります。
平日の空いている日に遊びに行ける
休日の遊園地やカラオケなどは当然混んでいます。
しかし平日は空いているので、平日休みがある保育士は遊ぶ時に時間を有意義に使うことができるのです。
例えば18時に仕事が終わる人が人気の居酒屋に行きたいとなっても、その時間帯だと既に到着する頃には混んでいるので、おなかがすいた状態で咳が空くまで待つことになるでしょう。
しかしシフト制で16時や17時に上がる日に居酒屋に行くとなると、18時や19時などの混む時間帯を避けて人気の居酒屋に入れます。食べたい時に待たずにお店に入り、食べられるなんて最高ですよね。
以上のようなメリットがあるので、シフト制を活用してプライベートも充実していると感じる保育士も沢山います。
やっぱりきつい?シフト制で働くデメリット
次に保育士がシフトで働くデメリットは以下の通りです。
- 予定が立てづらい
- 急なシフト変更もあり得る
- 有給休暇を取るときも他の職員に気を使う
- 生活リズムが崩れる
- 連休が少なく体力的・精神的にきつい
以下、それぞれの項目について詳しく説明します。
予定が立てづらい
2か月後、旅行しない?ほら三連休あるし、ちょうど安い時期なんだよ。
2か月後かあ。凄い行きたいけどまだシフト表も出てないし、有給使う人他にもいたら調節しないといけないし・・・。
シフト制では勤務時間が流動的で、さらに曜日固定というわけでもないので「〇週間後の自分のシフト」がわかりません。
例えば友達と遊ぶ約束をする際も「その日何時出勤だっけ」とまずシフト表の確認が必要なのです。飲み会の次の日が早番だと結構しんどいですよね。
1か月後など先のシフトがわからないので、予定を立てる時は面倒です。
急なシフト変更もあり得る
先ほど触れたように早番遅番など、保育士が抜けていると業務に支障がでる時間帯があります。
そのシフトに入っている職員が前日や当日の朝にいきなり具合悪くなった場合、誰かが変わりにそのシフトに入らなければなりません。
例えば私の元職場では「早番遅番がいきなり欠勤になった場合に優先して変わるシフト」が決められていました。
流行り病がある時期などは、職員も急に休むことも珍しくないのです。当日の朝6時に主任から電話がきて、急なシフト変更になることも少なくありませんでした。
有給休暇を取るときも他の職員に気を使う
あの、〇日有給とりたいので勤務交代お願いします。私早番なんですけど、すみません。
え~私その日、本当なら遅いシフトだったのに!前日も飲み会いれちゃったし。本当なら朝ゆっくりできたのに~。
有給休暇をとる際には他の職員とシフトを変わってもらう場合があります。
上記の項目と少し重なりますが、例えば自分が早番の日に有給をとると、他の人にシフトを変わってもらわなければいけません。
そのため有給を取れば自分だけ休みになって終わりということではなく、他の職員の時間帯まで変えてしまうとなる場合があるので少し気を使わなくてはいけないのです。
これはシフト制で働く保育士ならではの悩みですよね。
生活リズムが崩れる
シフト制では毎日違う時間帯に出勤して、違う時間に帰宅することになります。
例えば早番の出勤時間は7時、遅番の出勤時間は10時なのでその差は3時間です。
保育園によってどのようなローテションになるのかは異なりますが、遅番の次の日が早番だと出勤時間になると前日より早い時間帯に準備することになります。
早番でも遅番でも変わらず毎日6時に起きているのであれば、そこまで負担もないかもしれません。
しかし遅番なら朝はゆっくり寝ていたい、そんな人が多いですよね。
遅番の日は9時に起きて、次の日が早番なら仕事に間に合うように6時に起きる・・・それが続くのですから、結構辛くありませんか。
他にも早番に日なら帰宅時間は16時頃、遅番に延長となると帰宅時間は20時頃になるので帰宅時間の差が4時間もあるのです。
早番や遅番の他にも複数のシフトがあるので、それに合わせて睡眠時間や食事の時間がバラバラになってしまいます。
自分がシフトに合わせる生活になるので、生活リズムが崩れてしまうのです。
連休が少なく体力的・精神的にきつい
SNSでは皆「明日から連休」とか言ってるけど、私は明日も明後日も関係なく仕事だっつうの。
ほんと!皆が連休って喜んでるのを見るのが何よりしんどいわ。
例えば完全週休2日制で土日祝日が休みの人と、シフト制で土曜祝日はローテションで勤務がある人がいます。
翌週の月曜日に祝日があった場合、完全週休2日制の人なら3連休ですが、後者のシフト制の人の場合、3連休とは限りません。
世間は3連休でも自分は仕事だとすると、なんだか切ないです。
そして週1休みや連続勤務もあるので、身体が休まりませんよね。身体が疲れてくると精神的にもきつくなってきます。
固定勤務制のメリット・デメリットは?
シフト制で働いていると固定の時間で働いてる人が羨ましいと感じる時がありますよね。
しかし固定勤務制にもメリット・デメリットはあります。以下、固定勤務制のメリット・デメリットをまとめました。
固定勤務制のメリット
では固定勤務制のメリットは以下の通りです。
- 予定が立てやすい
- 生活リズムが崩れにくい
- 祝日の曜日のよっては連休も多い
やはり固定勤務制の1番良いところは「予定がたてやすい」ことですよね。
そして出勤時間や退勤時間の変動がないので生活リズムは安定していています。
例えば月曜日に祝日がある場合、保育士のようにシフト制だと土曜出勤もあるため2連休のですが、固定勤務制の場合は土日休みで月曜も休みので3連休になるのです。
連休が1日でも増えたら単純に嬉しいですよね。
固定勤務制のデメリット
次に固定勤務制のデメリットは以下の通りです。
- 通勤が公共交通機関の場合、時間帯によって混んでいる可能性が高い
- 病院や役所などに行きづらい
- 平日は5連勤になる(平日に祝日がある場合を除く)
例えば固定勤務制で働いている場合、出勤時間によっては通勤電車が混む時間帯に電車に乗らなくていけません。
他にも病院や役所は早い時間帯で閉まってしまうので、平日に早退や有給を使わなくてはいけないこともあるでしょう。
そして週休2日制のシフトであれば、平日1回と日曜が休みなので連続勤務にならずに仕事ができることもあります。
しかし固定勤務制の場合は土日休みの会社が多く、2連休を確保できる変わりに平日は必ず5連勤になるのです。
ここの連勤や連休についてが1番意見が割れるところと言えます。
「連勤が辛い」という人や「必ず毎週2連休欲しい」という人もいるため、自分の希望が合っていると働きやすさに繋がるのです。
保育士のシフトに対するQ&A
ん~シフト制ってなんだかイメージしづらいなぁ。実際に働いてみないとわからない事が多そうだね~。
私も実際に保育士として働いているけど、「もしかして自分に合ってないのかも」と思うことがたまにある。切な~い。
シフト制というのは変動的な勤務なので想像しづらいと感じる人もいるでしょう。
実際に働いている人の声を聴くのが1番ですね。
シフトを作成しているのは誰?
シフトを作成しているのは基本的には全体を把握している主任や園長といった上の人が管理する場合が殆どです。
保育士の人数配置は「子ども〇人に対し保育士〇人」といったように決められてます。
シフト製作者は人数配置も考えながら正社員・非常勤保育士の他にもパート保育士の休みを考慮しながら、シフトを作成する必要があります。
「この日は行事だから職員の数をいつもより多めにしておくか」と職員の数を細かく調節するのです。
さらに「このパートさんは〇日が無理で△日は大丈夫…」という職員の休みも管理しているのでシフト作成は大変そうですよね。
自分のシフトはいつわかるの?
これは保育園によって異なりますが、1か月単位でシフトを作成している保育園が殆どです。職員も数か月後に有給を取る場合は「〇月△日」なんてことは分かりませんよね。
月末に翌月のシフトがもらえるというのが多いです。
休暇をとった場合は?
それぞれの保育園で異なりますが、職員が休暇をとった場合の多くはシフト製作者がシフトを組み替えることになります。
休む職員の時間帯のシフトによってパートで埋め合わせをしたり、違う職員がその分ずれて出勤する場合もあります。
例えば自分が休んだ日に誰かが変わりになり、シフト変更になった場合はそのままでも良いという保育園もあります。
他にも変わってくれた職員に対してお返しの意味で自分のシフトで相手に都合よい日があればシフト交換するなど保育園によって休暇の対応は様々です。
シフト制で働いている主婦の声
筆者の元職場には半数近くが子育てしている先生でした。
中学生の子がいる職員の場合
早番の場合は朝起こして朝ご飯を用意します。見送りができないため、しっかり学校行ったかどうかを連絡とるようです。
さらに旦那さんの朝ご飯やお弁当も考え、その都度やり取りするなど慣れてしまえば大丈夫なようですが少し大変そうですね。
遅番が終わったあとに部活や習い事のお迎えがあってなかなか忙しいよ~。一息つく暇もないかな。
また遅番の場合は夜ご飯が間に合わないため、お小遣いをあげてファストフードを食べさせるなど、休憩中も「今日の夜ご飯をどうするか」子どもと連絡を取り合い決めていました。
1歳児の子どもがいる職員の場合
「私が早番のときは子どもが泣いて大変なんだよね」と言っていました。まだ幼いので泣くのも無理はですよね。
お母さんの変わりに旦那さんが朝ご飯をあげたり、保育園に子どもを預けることになりますがやはりバタバタで忙しく、母親自身も仕事中気になってしまうようです。
遅番でも早起きして洗濯機2回まわして夕飯の準備をしておかないと。早番なら前日に家族の朝ご飯作り、そしてやっぱり済ましておきたい家事をやらないと…。って大変だね。
周りの子育てしている保育士は皆同じようなことを言っていました。
共通して主婦の先生は早番の日であっても、遅番の日であってもゆっくりしていない印象です。
結局のところシフト制はいいのか
これは人によって感じ方が異なるというのが実情です。
筆者はシフト制が辛く、毎日シフト表を見て「次の日の出勤は~」と確認する作業も苦に感じていました。
そして毎日違う時間帯に家に帰ってくるので家事のバラつきがあることも負担と思っていたのです。毎日決まった時間で出勤していた方生活リズムも狂うことがありません。
しかし筆者の保育士友達はこのシフト制を利用し、楽しく過ごしています。
早く帰れる日はその分なにか違う用事をいれたり、遅番の日は午前中ゆっくり過ごしていて気分転換になると喜んでいました。
これから保育園に就職する人は実際どのように働いてるのかを把握し、イメージすることで自分に合うかどうか判断してくださいね。
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