保育士を悩ませる膝の黒ずみ、腰痛に並ぶ職業病?対策方法を紹介

保育士の悩み

筆者の保育士として働いていた時、腰痛の次に悩んでいたのが膝の黒ずみです。

保育士は子どもと同じ目線で話すために膝をついたり、リズム遊びで膝をついたりと何かと膝をつけます。

これは職業病といっても良いほど、保育士を悩ませますよね。

筆者は小学生の頃、よく膝から転んで血を出していたのでそれも原因としてあるかもしれませんが、保育士になってから更に黒くなった気がします。

本記事ではどうして膝が黒くなるのか、予防方法について紹介します。

保育士はなぜ膝が黒くなるの?対処法を教えて

ベテラン保育士はもう諦めているのか膝の黒ずみについて笑って話しますが、若手保育士は全然笑えません。

まだまだショートパンツを履いたり、水着を着たりしたい年頃です。スベスベの綺麗な膝に憧れますよね。

保育士は仕事中、常に動いています。

子どもにリズム遊びを教えたり、一緒にごっこ遊びをする時には動物になりきって遊ぶこともありますよね。

子どもと遊ぶということは全身を使いますから、他業種の人と比較すると膝の黒ずみに繋がるような行動をしてしまいがちなのです。

たとえば以下のような行動が膝の黒ずみに繋がっていきます。

  • 四つん這いになって膝を床につける動作を繰り返す
  • 立つのが面倒くさくて立ち膝で歩く
  • 短パンで過ごしているが足に日焼け止めを塗るのをうっかり忘れる
  • 事務仕事中に足を何度も組みかえる
  • 仕事着がスキニーなどのピッタリしているズボンを履く
  • 膝がカサカサだけど、ケアで面倒なのでほっとく

他にもそれぞれが無意識にしていることが膝の黒ずみに繋がっていってしまいます。

乳児クラスの担任だと黒くなる可能性が上がる?

幼児が相手なら、基本的に保育中は立っているので子どもと話す時も少しかがむだけで済むことも多いです。

しかし赤ちゃんとなると目線も低く、膝をついて顔を覗き込まなければ仲良くなれませんよね。

そして何度も膝をついて声をかけたり、追いかけたりして遊びます。

そういったことを毎日のように繰り返すので、乳児の先生は膝が黒くなりやすいのです。

この四つん這いになって子どもを追いかける・・・これが膝の黒ずみの原因になってしまうのです。

とはいっても四つん這いで赤ちゃんを追いかけると盛り上がるので、辞められないですよね。

頻度を減らしたり、違うふれあい遊びをするのも良いかもしれません。

そして若手だと乳児の担任になることが多いです。それは乳児は複数担任ということもありますし、案外力仕事が多いので若手が配属になるのでしょう。

そのため若手の保育士は膝の黒ずみに早くから悩まされます。

膝の黒ずみは膝をついている限り治らないのです。

対処方法、膝が黒いのが嫌なら気を付けるべきポイント

も~膝黒いのどうしたら治るの~!最近それしか考えてない~。

毎日コツコツケアしたり、ささいなことを気をつけると徐々に薄くなるはず。

膝が黒いことに悩んでいる人は以下の項目に気をつけて、日々過ごしてみてください。

床に膝をつけないように徹する

なるべく膝をつけないようにすることが大切です。

膝をつくことで上半身全ての体重が膝の皮膚にかかるのですから、膝に負担がかかるのも無理はありません。

膝にはあまり脂肪がないので、尚更皮膚に負担がかかり黒くなってしまうのです。

たとえば肘も一緒でテーブルなどに肘をつくのが癖になると、肘も段々黒くなっていきますよ。りゆうは膝と同様です。

とは言ってもそれを気にするあまり、保育を怠るには良くありません。出来る限り、膝をつけない、つけるときも長くはつけないことを意識するだけでも良いのです。

それに変わる何か違うことをして膝をつかなくすることは可能ですよね。

膝を摩擦から守る

ズボンがジャージではなく、綿パンやスキニー指定の保育園もあります。

スキニーなど足にぴったりフィットしたズボンを履くと座ったり、立ったりすることで常に服と膝の間で摩擦が起きてしまいます。

ちなみに筆者も保育士の頃はジャージが嫌で、毎日レギンスパンツのようなピタッとしたズボンを履いていました。

スキニーよりもジャージや、少し余裕のあるズボンが膝のためには良いのです。

また足を組むことも膝の摩擦が起こります。職員室での事務仕事の時は意識してみてください。

化粧水などを使ってこまめに保湿をする

膝の黒ずみ専用のクリームを使うと良いかもしれませんが、あまり効果を実感できないという人も少なくありません。

それならまずは自宅にある化粧水や、薬局に売っている安いクリームで保湿することからはじめてみましょう。

夜に皮膚は生まれ変わると言われていますので、夜お風呂に入ったあとに優しくパッティングすると良いですね。

日焼けの対策も忘れずに

夏は暑くて短パンを履くたくなるかもしれませんが、そこはこらえて通気性の良いズボンを履きましょう。

もし保育園の指定の短パン等があってどうしても履かなくてはいけない状況なのであれば、膝に日焼け止めを欠かさず塗ると対策になります。

膝は特に焼けやすいので、外遊びの際にサッと塗るようにしてくださいね。

1日で綺麗になることはない、長期的に続けることが大事

上記の項目の通り、毎日意識をして続けていてもなかなか効果を実感できないかもしれません。

実際に比較することは難しいですが、気をつけている場合と何も気にせず過ごす場合とでは結果は違うのです。

日頃の行動の中に原因があるから、膝が黒くなるという結果があるのですから根気強く毎日意識して続けていきましょう。

毎日気をつけることで効果は期待でいきます。

まとめ

筆者は保育士を辞めてから、膝をつくということが日常からなくなったので、黒ずみも薄くなってきました。

やはりある程度は諦めも必要かもしれません。

たとえば乳児の担任の場合は「乳児の間だけ」と思って割り切ることも時には必要です。

膝が黒くなるほど子ども達と目線を合わせて関わりが持てたということですから、その方が大事ですよね。

膝の黒ずみ対策をしながら、子ども立ちとの関わりの大切にして素敵な保育をしましょう。

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